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下請け仕事の場合、儲からないかもしれないが今後の付き合いもあるので、仕事を断れない、ということもあるでしょう。仕事の途中で仕様が変わったが、追加の工事代金はパワーバランス上、請求できない、ということもあるでしょう。

 

 仕事を請けた時、自分の会社なら工期がこれくらいで、利益もこれくらい出る、と思っていても、元請けの指示に従わないといけないので、工程に無駄が多く、利益が減るということもあるでしょう。

 

 また重層構造下では、景気の波の影響を強く受けます。景気が悪くなると、とたんに値段が下がり、無理を聞かないといけなくなるのは下請の定めです。無理をすれば利益は減ります。

 

 BtoCマーケットの会社はどうでしょうか、直請ですので、利益はコントロールできますが、不況になると人は買い物をしません。マーケット全体が買わない基調になります。そもそも受注が減るのです。

 

 公共工事は、それはありません。毎年約10兆の公共工事が出されています。また、儲からない仕事はやらなければいいのです。その選択権はあなたに与えられています。入札しなければいいだけです。

 

メリット6 自分が頑張れば必ず成果がでる

 

 下請重層構造の下では(あなたが下請けでは)あなたの努力は、外的要因によって成果が出にくい構造になっています。景気もそうですが、元請けの担当者との相性、元請の経営方針転換や下請け協力会の長年続いている慣習などによって、あなたの行動は制限されます。

 

 しかし公共工事は違います。ルール内であれば何をやってもオッケーです。

 

 また、公共工事における全ての情報は開示されています。開示されていなければ、情報公開請求をすれば見ることができます。税金で賄われていますので、すべてオープンにしなければならいという原則があります。その情報をみて、対策を打つことができるのです。気づいていない方も多いようですが、公共工事はガラス張りなのですだから、挑戦し甲斐があるのです。

 

 あなたは何のために独立したのですか。自分の力を信じて、夢や野望を実現したくて独立したのではないのですか。一生、元請の下働きでいいのですか。

 

メリット7 銀行から仕事を紹介される

 

 まず、公共工事を受注すること自体、銀行から信頼を得られます。1億の工事を受注して4,000万がキャッシュインします。残り6,000万のお金は、請負契約書を持っていけば銀行は貸してくれます。

 

 公共工事に真剣に取り組むと、決算書を改善しないといけないことが分かってきます。受注すれば売上が上がり利益が出る、ということの他に、貸借対照表の改善などを経営者が意識的に行うようになります。(やっていない会社もいますが、そういう会社は公共工事では成功しません。)

 

 また、銀行との付き合い方も変わってきます。付き合うべき銀行の種類と数、話すべき相手と場所、話すべき内容が分かれば、銀行からの見られ方が全く変わります。

 

 私のクライアントは、それが分かったので、銀行から仕事を紹介してもらっています。

 

メリット8 現状請けている下請け仕事や、BtoCの仕事の利益・単価が上がる

 

 公共工事と関係ない、と思われるかもしれませんが、今下請仕事を請けている会社は、公共工事を始めれば、下請仕事の受注単価が上がっていきます。利益率も上がります。単価が上がったら、それに比例して利益も上がる、ということではなく、それ以上に利益率が上がります。

 

 BtoCでも同じことが言えます。私のBtoCメインのクライアントは、1戸単位、1件単位の仕事から、マンションや地元のスーパーなどの改修工事を直接、請負うようになりました。単価が上がったということです。利益率も上がります。

 

 BtoCメインの会社は、その中でも公共工事をやっている会社が少ないので、他のBtoCの会社と差別化ができます。

 

 「あそこの学校、ウチがやらせてもらったのですよー」「あの近くの公園、ウチがやったんですよ」と営業先で言うだけで、エンドユーザーからの反応は違ったものになります。価格競争に巻き込まれないのです。

 

 今BtoCの建設会社はライバルと価格競争が激しくなり、利益が減りつつあります。公共工事によりブランディングでき、利益率も上げられるのに、どうして参入しないのでしょうか。ちょっと私には理解できないです。しかも、現状BtoCメインの方は、下請メインの会社より参入時有利なポジションをとれます。そのことも、ほとんどの方がご存知ないようです。

 

 つまり公共工事は、下請仕事にもBtoCマーケットにも相乗効果があるのです。

 

メリット9 人の採用で悩まなくなる

 

 建設業界では、リクルートに困っている人がたくさんいます。また採用してもすぐに辞めてしまう、というお悩みもよく耳にします。

 

 あなたが建設業界に入ろうと思い、会社を選ぶとき、公共工事をやっている会社とそうでない会社どちらを選びますか?

 

 今の若者は安定志向の人が多いです。その人から見て、あなたの会社のイメージは、今のままでよいのでしょうか。

 

 また違う側面からお話しすると、公共工事は、御社の従業員の中でも、若い方や、現場を知らない女性の力が発揮されやすいのです。固定概念を持っている現場主義の古株は逆に邪魔になります。今まで、現場の経験がない人が公共工事参入により日の目を見られるようになります。現場の経験がなくても会社に貢献できる仕事がある、ということは、リクルートの際、入ってくる方からしても入りやすいのです。